
相手の成長のために、自分の意見を伝えたい。
だけど、相手を不快にさせたくない・・・
相手を不快にさせないようにフィードバックをするのはとても難しいですよね。
ですがご安心下さい。
相手を不快させないフィードバックの3ステップがあります!
目次
正しいフィードバックを行うには
相手のために自分の意見を言いたいけど・・・
誰かの行動に改善点を見つけた時、あなたはどんな風にアドバイスしますか?
そういう時は、相手の感情を揺さぶりやすいので、失敗した経験をお持ちの方も多いのでは?
また、相手に不快な思いをさせたり、嫌われてしまうのでは?
と不安になったりして躊躇してしまうということもありますよね。
相手に改善点を提案するのってけっこう難しい・・・
では、相手にどう自分の想いを伝えたらよいのでしょうか?
正しいフィードバックの方法を3ステップで見ていきましょう!
ですがその前に!
まずは事前に相手に対しての考え方から見直してみましょう!(笑)
フィードバックの事前準備
あなたは相手のためを想ってフィードバックをしていますか?
相手を負かしてやろう!
みたいな気持ちはないでしょうか?
もしそういう気持ちがあるならば、いいフィードバックはできないでしょう・・・。
自分と相手の価値観は違う
まず大前提として、フィードバックは自分の価値観の押しつけであってはダメです。
つまり、相手の価値観で物ごとを考えなければなりません。
相手がどう成長したいと思っているのか?
それを考えた上でフィードバックをすることが大切です。
自分と相手は価値観が違う!
そのことをを改めて認識しておきましょう。
フィードバックは常に相手のためを想って、相手の価値観で行うようにして下さい。
人格を否定しない
また、相手の人格を否定するようなこともしない方がいいです。
あなたも自分の人格を否定されたら頭にきますよね?(笑)
そもそもフィードバックは、相手の人格を攻撃するものではありません。
「お前はそんな性格だからこんなダメな行動を取るんだ!」
みたいな言い方も悪いフィードバックの典型的な例ですね。
フィードバックは、相手の行動に対して行うものです。
相手の性格や人格など、行動と関係のない部分について触れるのはやめておきましょう。
フィードバックの前に許可を取る
これは意外とできていない人が多いんじゃないでしょうか?
相手の準備ができていない時にフィードバックをしてはいけません。
「あのさあ、君のさっきの◯◯なんだけど僕はもっと○○した方がいいと思うんだよね!」
いきなりなんなんだこいつは!
と思われてしまいます(笑)
フィードバックは相手のために与えるものです。
押し付けるものではありません。
「先ほどの○○の件について、フィードバックさせていただいてもよろしいですか?」
などの声かけを行い、必ず相手に許可を取るようにして下さい。
成長への意欲がある人であれば、あなたのフィードバックを受け入れてくれます。
受け取る準備ができていない人、
受け取る意思がない人に無理矢理渡そうとするのはやめましょう!
相手を不快にさせないフィードバックの3ステップ
さて、フィードバックの事前準備や心構えはもう完璧ですね!(笑)
それでは、相手を不快にさせないフィードバックの方法を3ステップで見ていきましょう!
Step1.ポジティブな意見を言う
「あなたの○○ですが、ここがこうでとても良かったです!」
など、まず最初にポジティブな意見を伝えましょう。
ポジティブな意見の方が相手が
(あ、この人ちゃんと自分のこと見てくれてたんだな)
と思ってくれやすいからです。
ポジティブな意見を伝えることで、相手が自分の意見を受け入れやすい状態を作ることができます。
Step2.フィードバックする(ネガティブな意見を言う)
一度受け入れ体制を作った後で、ネガティブな意見を伝えます。
この時に相手を不快にさせないための効果的なフレーズがあるのでお伝えします。
「これは私の思い込みなのかもしれませんが・・・」
このフレーズを最初に入れることで、意見を押し付ける感じがなくなります。
相手が成長するために改善すべき点を指摘して上げましょう。
Step3.ポジティブな意見で終える
改善すべき点を指摘した後は、その人がそこをどうすれば良くなるのか?
それを教えてあげましょう!
その時は、このように伝えると良いですね。
「あなたの○○のここをこうすればもっと良くなると思います。」
「もっと良くなる」というのがポイントです。
あなたの○○は元々良いものですが、こうすればもっと良くなるんです。
「もっと良くなる」にはそういう意味があるんですね。
また、ポジティブな意見で締めることで、相手の自信喪失を防ぐ効果もあります。
フィードバックをしてくれる仲間は貴重
自分が大きく成長するためには、他人の意見を聞き入れることも時には重要な事です。
今回はフィードバックの正しいやり方をお伝えしました。
しかし、やり方がわかっていても、相手にフィードバックをするのは勇気のいることです。
また、一定以上の信頼関係も必要となってくるでしょう。
あなたの周りには、あなたの成長のためを想って厳しい意見を投げかけてくれる人がいますか?
私の周りにはなかなかそういう人はいなかったので、自らそういう環境に飛び込んでみました(笑)
耳の痛い話をたくさん聞かせていただける環境に飛び込んでみると、
一人の時と比べて自分の成長速度が変わってくることが実感できました。
あなたも自分を大きく成長させたいときには、そういった環境に飛び込んでみてはどうでしょうか?
Today's Tune!!
今回はフィードバックの「バック」からこんな曲をご用意しました!
I WANT YOU BACK/Folder
後に三浦大知が抜けてFolder5となるユニット「Folder」です。
特に三浦大知は、本家マイケル・ジャクソンと比べても見劣りしない歌唱力じゃないでしょうか?
English ver.もあるのですが、私は日本語の歌詞の方が好きです。